小豆島八十八ヶ所霊場

四国

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基本情報

エリア
四国
対象都道府県
香川県
系統
弘法大師霊場、山岳信仰霊場
種別
独立霊場
札所数
94札番
総距離
約190km
巡礼目安日数
7〜10日
難易度
中級
専用納経帳
無
御利益
厄除け・厄払い、病気平癒、心願成就

説明

小豆島は海底火山の隆起により生じた島で、陸地の大部分が凝灰岩と溶岩石からなり、海風に削られた洞窟や崖地が各所に残る。こうした地形は古くから山岳修行の行場とされ、その霊跡をたどる形で八十八ヶ所の霊場が営まれてきた。四国八十八ヶ所になぞらえて創設されたと伝えられるが、成立の時期については諸説あり定まらない。本尊も宗派も四国とは一致せず、共通するのは島を右回りに一周する巡拝の順路のみで、八十八という構成を島の地勢に即して形づくったものといえる。寺院だけでは数が足りず各所に堂庵を建てて霊場を定めたと郡誌は記し、現在も寺院のほかに山岳霊場や堂庵が札所の多くを占める。全札所が真言宗で占められ、岩窟に本尊を安置する山中の札所も少なくない。納経は本坊にあたる寺院がまとめて受け付ける形をとる。嘉永年間には大坂の木村明啓が各札所の詠歌を作り、島四国の名で広く知られるようになった。大正二年には霊場会が組織され、島外の人々に永く親しまれつつ今日に至る。島は二〇一〇年に始まった瀬戸内国際芸術祭の会場のひとつでもあり、三年に一度、島内各所に現代美術の作品が置かれる。

所属寺社・教会一覧

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香川県小豆郡土庄町西本町6134-2

0879-62-0227

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次の札所まで:18.1km / 徒歩 4時間23分 / 車 36分

明治初期に島の霊場寺院が集まって組織した霊場会の本部である。のちに土庄の地へ本院を建て、霊場を開いた弘法大師を祀る。現在の建物は昭和四十二年、開創千百五十年を記念して建てられた。二階の授戒道場で授戒を受けてから巡拝に出るのがならわしとされる。(本尊:弘法大師/通称:小豆島霊場会)

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香川県小豆郡小豆島町坂手灘上甲730

0879-82-0685

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次の札所まで:0.26km / 徒歩 5分 / 車 1分

岩壁の洞窟を本堂とする山岳霊場である。老杉に包まれた境内には大師堂が並び、大師の杖から湧いたと伝えられる泉がある。石の登廊を経て洞窟に入ると、毘沙門天を祀る八角堂の前で護摩が修される。初夏の晴れた日の午後、日の光が岩壁に観音の姿を映し出す夏至観音で知られる。(本尊:毘沙門天)

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香川県小豆郡小豆島町苗羽甲2254

0879-82-2181

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次の札所まで:2.8km / 徒歩 39分 / 車 11分

常光寺の奥の院にあたる山岳霊場である。白い岩肌に黒い石が散らばる様子が碁石に見えることから、この名で呼ばれるようになったと伝えられる。本堂は岩窟で、浪切不動明王を祀り、日々護摩が焚かれる。古くから行者が籠もる修行の地であったという。(本尊:浪切不動明王)

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香川県小豆郡小豆島町坂手甲589番地

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次の札所まで:2.0km / 徒歩 42分 / 車 5分

弘法大師の開創と伝えられ、本尊の十一面観音も大師の作という。慶長年間に再興され、文化年間の建物が今に伝わる。宝永六年に坂手沖で小倉藩主の一行が遭難した際、家臣は当寺の墓地に葬られた。洞雲山の本坊で、奥之院の隼山も所管する。京阪神からの遍路が打ち始める寺である。(本尊:十一面観世音菩薩)

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香川県小豆郡小豆島町坂手東谷259

0879-82-1901

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次の札所まで:3.2km / 徒歩 46分 / 車 8分

観音寺の奥之院にあたる山岳霊場で、開基は弘法大師と伝えられる。岩壁に沿って朱塗りの御堂が建ち、海中から現れたという聖観音を安置して、古くから舟人や漁師の信仰を集めてきた。境内の龍頭の松は海上航路の目標になったという。播磨灘を一望する展望の地でもある。(本尊:聖観世音菩薩/通称:坂手の観音さん)

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香川県小豆郡小豆島町古江166-3

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次の札所まで:1.7km / 徒歩 23分 / 車 3分

田ノ浦半島の入口、古江の集落にある庵で、潮海庵の別名をもつ。本尊の阿弥陀如来は鎌倉時代の作、安阿弥の手になると伝えられる。本堂の前には西国三十三観音をはじめ多くの石仏が並ぶ。屋根の瓦には海女の玉取り伝説が描かれ、対岸の讃岐志度との縁を今に伝える。(本尊:阿弥陀如来/通称:潮海庵)

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香川県小豆郡小豆島町堀越甲296

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次の札所まで:3.8km / 徒歩 51分 / 車 7分

昔、遍路姿でこの島に渡った妙光という尼僧が住みついたと伝えられる。子どもに読み書きを教え、村の女たちの産を助けたため人々に慕われ、その死を惜しんだ人々は安産の妙光さんと呼んだという。細い路地の奥に堂が建つ。(本尊:阿弥陀如来)

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香川県小豆郡小豆島町田浦甲420

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次の札所まで:6.6km / 徒歩 1時間30分 / 車 12分

岬の漁村に建つ庵で、郷社の社と境内を同じくし、神仏をあわせ祀ってきた形を今にとどめる。本尊の無量寿如来は恵心僧都の作と伝えられる。近くには壺井栄の小説『二十四の瞳』の舞台として知られる岬の分校の校舎が保存されている。(本尊:無量寿如来)

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香川県小豆郡小豆島町苗羽字川向86

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次の札所まで:0.22km / 徒歩 3分 / 車 1分

苗羽の向条と呼ばれる一帯にある庵で、古くは苗羽庵と称した。小高い丘の上に建ち、堂から海を眺めると醤油蔵の煙突が立ち並ぶ小豆島らしい景色が広がる。集落の集会所を兼ねて、近隣の人々の憩いの場となっている。碁石山へ向かう歩き遍路道の起点でもある。(本尊:阿弥陀如来)

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香川県小豆郡小豆島町苗羽甲1529番地

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次の札所まで:0.5km / 徒歩 7分 / 車 2分

天平年間に行基が開いたと伝えられ、南北朝期には佐々木信胤の祈願所となった。江戸初期に仁和寺の直末として中興され、現在の伽藍は昭和六十一年の完成である。真言宗御室派の準別格本山で、碁石山の本坊を兼ねる。醤油醸造で知られる苗羽に建ち、境内には早咲きの桜がある。(本尊:薬師如来/宗派:真言宗御室派)

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香川県小豆郡小豆島町苗羽甲1341

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次の札所まで:0.85km / 徒歩 11分 / 車 2分

庚申信仰に由来する堂で、不動明王とともに青面金剛を祀る。庚申の夜を眠らずに過ごす習わしが、この地でも行われていた。青面金剛のまわりには三猿の彫刻や数多くの猿の像が並ぶ。龍虎を描いた瓦屋根をもち、路地を登った小高い丘の上に建つ。(本尊:不動明王)

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香川県小豆郡小豆島町芦ノ浦甲2216-1

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次の札所まで:1.7km / 徒歩 24分 / 車 4分

苗羽の芦ノ浦にある庵である。もとは亀甲山八幡宮が札所であったが、明治の神仏分離で八幡宮が霊場を離れ、その本地仏であった愛染明王が当庵へ移されて本尊となった。そのため札所の番号が巡拝の順路と合わない。隣に公園があり、地元の人々の手で守られている。(本尊:愛染明王)

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香川県小豆郡小豆島町馬木

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次の札所まで:1.1km / 徒歩 16分 / 車 5分

馬木の集落にある堂で、堂を建てたいきさつの言い伝えにイタチが登場することから、イタチ観音の名で親しまれる。境内には大きな銀杏がそびえ、近くには応神天皇が腰を下ろしたと伝えられる石や古い灯籠が残る。路地を登った高みに建ち、醤の郷の瓦屋根が見渡せる。(本尊:聖観世音菩薩/通称:イタチ観音)

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香川県小豆郡小豆島町安田甲712

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次の札所まで:0.3km / 徒歩 4分 / 車 1分

かつては堂のすぐ下まで海が迫っていたといい、岡ノ坊の名はそれによる。安田の集落の墓地を管理する坊として、六道の衆生を救うという六地蔵を本尊に迎えた。土地には元禄のころの型を伝える安田踊りが受け継がれている。(本尊:六地蔵菩薩)

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香川県小豆郡小豆島町安田甲1621番地

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次の札所まで:8.4km / 徒歩 2時間16分 / 車 17分

清瀧山宝持院と号する。『小豆郡誌』(一九二一)は天平年間に行基が開いたと記す。本尊の無量寿如来は恵心僧都の作と伝えられ、薬師堂の薬師如来は行基の作という。観音堂には三十三体の観音を安置する。裏庭には重森三玲の作庭による竜門庭と茶室竜門庵があり、二月の節分星供祭で知られる。(本尊:無量寿如来)

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香川県小豆郡小豆島町安田乙18-3

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次の札所まで:3.3km / 徒歩 43分 / 車 5分

島の霊場のうちで最も高い所にひらけた山岳霊場である。屏風のようにそそり立つ岩の下に二つの洞窟があり、一方には安産延命の地蔵菩薩と子授けの石を、他方には不動明王を祀って護摩を修する。境内には四国と西国の札所の本尊を写した石仏が並び、岩の門を抜けた先に清滝権現の社がある。(本尊:地蔵菩薩)

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香川県小豆郡小豆島町木庄甲217

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次の札所まで:4.6km / 徒歩 1時間1分 / 車 11分

阿弥陀堂と大師堂の二堂からなり、いまは大師堂と称して弘法大師を本尊とする。大正三年の『小豆島霊場名所案内記』は、本尊の阿弥陀如来を作者不詳とし、堂内に弘法大師を併せ祀ること、大師の霊験があらたかであったために大師堂と呼ぶに至ったこと、境内に石の六地蔵を祀ることを記す。(本尊:弘法大師)

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香川県小豆郡小豆島町片城甲427番地

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次の札所まで:1.4km / 徒歩 21分 / 車 5分

来迎山密乗院と号する。『小豆郡誌』(一九二一)は弘仁五年に弘法大師が開いたと記し、たびたび火災に遭って一時上村へ移り、のち片城へ復したと伝える。堂宇は明治四十年の起工という。同書続編(一九三六)によれば、昭和三年には神懸山に石門堂を建てている。(本尊:阿弥陀如来)

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香川県小豆郡小豆島町神懸通り越恵谷

0879-82-2160

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次の札所まで:3.5km / 徒歩 45分 / 車 9分

神懸山(寒霞渓)の岩窟にひらけた霊場で、弘法大師が籠って護摩を修したと伝えられ、古くは大師洞と呼ばれた。名は自然にできた岩の門に由来する。『小豆郡誌 第一続編』(一九三六)は、昭和三年に極楽寺が御大典記念として神懸山に石門堂を建てたと記す。もみじの名所としても知られる。(本尊:勝軍地蔵菩薩)

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香川県小豆郡小豆島町神懸通り

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次の札所まで:3.4km / 徒歩 58分 / 車 7分

日限りの薬師として土地の信仰を集めてきた庵である。古くは上薬師堂と呼ばれ、清見寺にあった下薬師堂とともに薬師信仰の場であった。現在の本堂は昭和のはじめに地域の有志が私財を投じて建てたもので、庵としては大きい。無住で、地域の人々が交代で守っている。(本尊:薬師如来)

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香川県小豆郡小豆島町神懸通り

0879-82-1061

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次の札所まで:3.6km / 徒歩 48分 / 車 7分

弘法大師が修行した霊地と伝えられる岩窟の霊場である。大師が国土の安泰を願って行を結んだ暁に、谷あいから仏菩薩が現れたことにちなんで名がついたという。境内には大師が残したという念力手形の御加持石があり、子宝や良縁を願う人が訪れる。神懸の景勝に抱かれた地である。(本尊:薬師如来)

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香川県小豆郡小豆島町草壁本町395番地

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次の札所まで:0.7km / 徒歩 10分 / 車 2分

『小豆郡誌』(一九二一)は天平年間に行基が開いたと記し、本尊の不動明王を興教大師の作と伝える。大正時代の略縁起も同じく伝え、昔は中の坊と称して四方に支院が並んだが兵火に遭ったという。末庵四ヶ所の本坊を兼ねる。現在の大屋根は昭和六十二年、鐘楼門は平成六年の完成である。(本尊:不動明王)

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香川県小豆郡小豆島町西村甲795番地

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次の札所まで:0.25km / 徒歩 4分 / 車 1分

摩尾山普門院と号する。『小豆郡誌』(一九二一)は開基を不詳とし、寛文六年(一六六六)の復興と記す。霊場会は開山を行基と伝える。寺宝に金糸刺繍による二十五菩薩来迎図の大幅を蔵する。境内の古い椿は天然記念木に指定され、椿の寺とも呼ばれる。(本尊:如意輪観世音菩薩/通称:椿の寺)

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香川県小豆郡小豆島町西村956

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次の札所まで:1.2km / 徒歩 17分 / 車 3分

梅林とみかん畑のあいだを抜け、小山を登った頂に建つ庵である。内海湾を一望する閑静な場所で、四季を通じて野鳥の声が絶えない。昔はこの地に誓願寺という寺があったと伝えられる。本尊の薬師如来は安阿弥の作という。近くの遍路道沿いには、お水の大師と呼ばれる井戸がある。(本尊:薬師如来)

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香川県小豆郡小豆島町西村甲1666番地

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次の札所まで:0.16km / 徒歩 3分 / 車 1分

影現山西明院と号する。『小豆郡誌』(一九二一)は開基を不詳とし、元禄年間の復興と記す。霊場会は開基を行基と伝える。明治三十九年、のちの大正天皇が皇太子として島を訪れた際に立ち寄り、記念の駐蹕碑が残る。鐘楼門をくぐると風格のある本堂が甍を並べ、左手に弘法大師を祀る大師堂が立つ。(本尊:無量寿如来)

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香川県小豆郡小豆島町西村水木1595

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次の札所まで:6.2km / 徒歩 1時間24分 / 車 16分

丘の上にひらけた札所で、内海湾と田浦半島を眼前に望む。庵の名は、境内にあった虎ノ尾という桜の老木に由来し、本尊が観音であることから桜の観音とも呼ばれる。大正三年の『小豆島霊場名所案内記』は、この桜が見事で、花の盛りには招かずとも人が集まって賑わったと記す。(本尊:十一面観世音菩薩/通称:桜の観音)

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香川県小豆郡小豆島町蒲野田尾855

0879-76-0441

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次の札所まで:4.7km / 徒歩 1時間10分 / 車 9分

三都半島の東側にある堂で、かつては山の中腹にあったが、近年になって海に近い場所へ移された。のちの大正天皇が皇太子として島を訪れた折にここへも立ち寄り、前庭の老松をほめたことから、その松は誉れの松と呼ばれて親しまれたという。(本尊:薬師如来)

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香川県小豆郡小豆島町吉野280-2

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次の札所まで:1.7km / 徒歩 23分 / 車 5分

万治三年(一六六〇)に祐算上人が開き、現在の建物は元禄年間に増遍上人が再建したと伝えられる。本尊の木造大日如来坐像は檜の一木造りの小像で、十世紀の作風を伝え、香川県下の大日如来の古例に数えられる。脇仏の持国天・多聞天とあわせ、三躯が県指定有形文化財である。(本尊:大日如来)

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香川県小豆郡小豆島町二面571番地

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次の札所まで:1.8km / 徒歩 26分 / 車 4分

妙見山西蓮院と号する。天平年間に行基が開いたと伝えられ、行基が北極星の夢を見た地とされる。のち弘仁年間に空海が妙見菩薩を鎮守に勧請し、山号を妙見山と定めたという。行基の手植えと伝わる蘇鉄は大正十三年に国の天然記念物に指定された。現在の本堂は昭和十一年の建立である。(本尊:阿弥陀如来)

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香川県小豆郡小豆島町室生2106

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次の札所まで:1.3km / 徒歩 18分 / 車 3分

金室山宝蔵院と号する。霊場会は天平年間に行基が開いたとし、弘法大師が荒天でこの地に上陸して愛染明王を描いたと伝える。『小豆郡誌』(一九二一)は開基を不詳とし、元禄年間の復興と記す。本尊の愛染明王は縁結びの仏として知られ、巡拝した男女は早く良縁を得るという言い伝えがある。(本尊:愛染明王)

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香川県小豆郡小豆島町池田1561-1

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次の札所まで:1.5km / 徒歩 21分 / 車 3分

金陵山阿吽院と号し、延宝四年(一六七六)に恵吽上人が興したと伝えられる。本地堂に安置する伝池田八幡本地仏坐像三躯は、もと亀山八幡宮の神体で、明治の神仏分離により別当であった当寺へ移されたもので、国の重要文化財である。西ノ滝を奥之院とする。(本尊:大日如来/宗派:真言宗御室派)

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香川県小豆郡小豆島町室生410-2

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次の札所まで:2.7km / 徒歩 40分 / 車 7分

浜の庵とも呼ばれ、室生の集落の小高い台地に建つ。もとは池田郷の氏神である亀山八幡神社の別当寺で保寿寺と称したが、明治の神仏分離で廃寺となり、本尊をこの地へ移して小堂を建てた。本尊の無量寿如来は仏師定澄の作と伝えられる。堂の前からは弁天島の浮かぶ穏やかな海が望める。(本尊:無量寿如来/通称:浜の庵)

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香川県小豆郡小豆島町林2554

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次の札所まで:1.3km / 徒歩 19分 / 車 5分

大正十年、林条の人々の総意によって建てられた庵である。もと長勝寺境内の本地堂にあった札所をこの地へ移して新たな霊場としたもので、納経は今も本地堂で受ける。大正三年の『小豆島霊場名所案内記』は、池田町の氏神であった元八幡宮の札番を移したものと記す。子授けの人形が多く奉納されている。(本尊:阿弥陀如来)

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香川県小豆郡小豆島町池田4305

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次の札所まで:0.023km / 徒歩 1分 / 車 1分

小豆島霊場の発祥の地と伝えられる堂で、大永年間に十年あまりをかけて建てられた室町時代の建築である。もと高宝寺といい、池田郷の寺々が法事を営む会座堂であった。内陣には禅宗様の須弥壇と彩色を施した厨子を備え、堂は国の重要文化財に指定されている。四月の花祭りには多くの参拝者が訪れる。(本尊:釈迦如来)

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香川県小豆郡小豆島町池田4305

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次の札所まで:0.80km / 徒歩 11分 / 車 4分

正安三年(一三〇一)に弘山上人が開き、元禄年間に再興されたと伝えられる。本尊の不動明王は弘法大師の作と伝え、左右に毘沙門天と弁財天を脇立として安置する。古くから祈祷の寺として遍路に親しまれてきた。境内には国の重要文化財である釈迦堂が建つ。奥の院のかくれ薬師は目の病によいという。(本尊:不動明王)

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香川県小豆郡小豆島町池田3205番地

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次の札所まで:0.28km / 徒歩 4分 / 車 1分

随雲山来迎院と号する。霊場会は正保二年(一六四五)に増湛上人が中興開山し、現在の建物は享保五年(一七二〇)の建立と伝える。『小豆郡誌』(一九二一)は開基を不詳とし、元禄年間の興復と記す。寺宝に極彩色の金胎両部曼荼羅を蔵する。池田平野の中心にあり、参りやすい位置を占める。(本尊:無量寿如来)

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香川県小豆郡小豆島町蒲生甲1277番地

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次の札所まで:3.4km / 徒歩 59分 / 車 9分

弘仁年間の開創と伝えられ、正安二年(一三〇〇)に善朝上人が中興した。本尊の十一面観世音菩薩は永代の秘仏で、行基の作という。山を背に高い石垣と土塀をめぐらせた城造りの構えで、鐘楼門をくぐると客殿と本堂が並び、裏に枯山水の築山がある。鐘の緒の戒めの話が伝わる。(本尊:十一面観世音菩薩)

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香川県小豆郡小豆島町蒲生乙263-2

0879-75-1084

不明

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次の札所まで:2.8km / 徒歩 47分 / 車 5分

保安寺の奥之院にあたる山岳霊場で、佛谷山三学院と号し、島薬師の通称で呼ばれる。本堂は山頂近くの洞窟のなかにあり、弘法大師が修行のかたわら病む者を温めて癒したと伝えられる。洞内の白く柔らかい薬師石と、岩からしみ出る薬師水は病に効くといわれる。瀬戸内海と讃岐の屋島を望む。(本尊:薬師如来/通称:島薬師)

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香川県小豆郡小豆島町大石558

0879-75-1818

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次の札所まで:5.1km / 徒歩 1時間16分 / 車 10分

長勝寺の奥之院にあたる山岳霊場で、弘法大師の開創と伝えられる。古くは瀧水寺と称した。奥之院の岩窟には大師の加持水と呼ばれる霊泉が湧く。建治元年の銘をもつ梵鐘は国の重要文化財、建武五年の銘の宝篋印塔は重要美術品である。昭和四十五年の山火事ののち諸堂が再建された。(本尊:十一面観世音菩薩)

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香川県小豆郡小豆島町中山1883

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次の札所まで:1.2km / 徒歩 23分 / 車 3分

湯舟山安楽院と号する。『小豆郡誌』(一九二一)は開基を不詳とし、元禄年間の再興と記す。書院は江戸初期の茅葺寄棟造で、床や違棚に桃山時代の遺構を残し、昭和四十七年から復元修理された。本堂は室町時代中期の様式を伝える宝形造で、昭和四十三年の落慶による。境内に地蔵寺堂を併せ祀る。(本尊:無量寿如来)

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香川県小豆郡小豆島町中山字杉尾1384

不明

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次の札所まで:1.2km / 徒歩 17分 / 車 4分

明治までは高壺山千手院蓮華寺と号し、廃寺ののち湯舟山と称している。小豆島を領した佐々木信胤の別業であったとも伝えられる。境内に湧く水は湯船の水と呼ばれ、名水百選に選ばれて中山の水道の水源となり、千枚田をうるおしてきた。鎮守には島内で唯一の熊野権現を祀る。(本尊:千手千眼観世音菩薩)

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香川県小豆郡小豆島町中山字水口1883

不明

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次の札所まで:1.7km / 徒歩 22分 / 車 3分

もとは四明山圓満院地蔵寺と号して西中山にあったが、戦後の農地改革で寺を支えていた田畑を失い、維持が難しくなって浄土寺と合併した。地蔵寺は解散し、いまは浄土寺の境内に地蔵寺堂として残る。本尊の地蔵菩薩は火伏の地蔵として知られる。(本尊:地蔵菩薩)

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香川県小豆郡土庄町肥土山甲2151番地

不明

不明

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次の札所まで:0.35km / 徒歩 8分 / 車 1分

護法山薬師院と号する。治承年間の創建で、もとは東林坊と称し、離宮八幡宮の祠礼も兼ねていた。元禄九年に大覚寺から多聞寺の寺号を受け、延享元年に現在地へ移って伽藍を建てた。本尊の薬師如来は秘仏で行基の作と伝えられ、眼病平癒の仏として敬われる。(本尊:薬師如来/宗派:高野山真言宗)

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香川県小豆郡土庄町肥土山394-2

不明

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次の札所まで:0.1km

岩場にひらけた洞窟を本堂とする山岳霊場である。洞内の奥仏殿に十一面観世音菩薩を安置する。昔、行基がこの地で火天を祀り、鎮火の秘法を修したと伝えられる。境内の秋葉大権現は、付近に起きた山火事をこの場所で止めたという言い伝えから、村人や巡拝者の信仰を集めてきた。(本尊:十一面観世音菩薩)

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香川県小豆郡土庄町肥土山2194-1

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次の札所まで:3.0km / 徒歩 40分 / 車 6分

財運と勝運の仏である毘沙門天を本尊とする。本尊の脇には町の指定有形民俗文化財である青面金剛像と木造の三猿が祀られ、この地でかつて庚申信仰が盛んであったことを物語る。本尊と脇仏、堂宇はいずれも近年、篤信の寄進によって修復し新築された。(本尊:毘沙門天)

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香川県小豆郡土庄町北山412

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次の札所まで:0.09km / 徒歩 2分 / 車 1分

本尊の十一面観世音菩薩は、もと富丘八幡宮の別当寺であった宝幢坊の本尊である。明治の神仏分離で別当寺が廃されたのち、本尊はこの地へ移され、札所は宝生院の境内に置かれることとなった。堂の前には町指定の彫刻であることを記した石碑が立つ。(本尊:十一面観世音菩薩)

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香川県小豆郡土庄町北山412

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次の札所まで:2.3km / 徒歩 32分 / 車 6分

旧八幡宮とは富丘八幡宮を指す。その本地仏であった無量寿如来を祀り、恵心僧都の作と伝えられる。宝幢坊と同じく、明治の神仏分離のさいにこの地へ移された。札所の小堂は、シンパクの巨木の奥にのびる細い参道の先にある。(本尊:無量寿如来)

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香川県小豆郡土庄町淵崎甲462番地

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次の札所まで:2.3km / 徒歩 32分 / 車 5分

喜多山不動院と号し、土渕海峡の西端、土庄港を望む丘に建つ。開基も不動明王の造像も行基によると伝えられ、明徳年間に増吽僧正が四体の尊像を刻み、本尊とあわせて五大明王として開創したという。本堂裏の一髪観音堂には、十万人の頭髪で刺繍した聖観世音を祀る。(本尊:五大力明王)

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香川県小豆郡土庄町上庄412

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次の札所まで:0.80km / 徒歩 13分 / 車 2分

皇踏山吉祥寺と号する。寺伝は天平年間に行基が建てた一宇を始まりとし、明徳年間に増吽上人が中興したと伝える。かつては大覚寺派の中本寺であった。応神天皇の手植えと伝わるシンパクは幹まわり十六メートルに及ぶ巨木で、国の特別天然記念物である。(本尊:地蔵菩薩/宗派:高野山真言宗)

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香川県小豆郡土庄町平木23-2

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次の札所まで:0.85km / 徒歩 17分 / 車 3分

宝生院から少し離れた小高い丘の上に建つ堂である。島の霊場のなかで唯一、馬頭観世音菩薩を本尊とし、古くから牛馬の安全を祈る遍路が訪れてきた。土地の人々は安産を願って参るという。春の巡拝期のほかは無住である。(本尊:馬頭観世音菩薩)

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香川県小豆郡土庄町淵崎甲770

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次の札所まで:1.0km / 徒歩 13分 / 車 5分

本尊の子安地蔵菩薩は恵心僧都の作と伝えられ、町の指定文化財である。子を願う人、安産を願う人の信仰を集めてきた。境内には鎮守の社と、県の天然記念物に指定されたウバメガシの老木が立つ。夏の大祭の夕には地蔵盆踊りが催され、島の内外から参詣者が集まる。(本尊:子安地蔵菩薩)

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香川県小豆郡土庄町甲200番地

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次の札所まで:0.06km / 徒歩 1分

王子山蓮華院と号し、世界一狭いとされる土渕海峡で隔てられた前島にある。朱塗りの鐘楼門は四恩の門と名づけられている。本堂の地下には戒壇めぐりが設けられ、干支の守り本尊を祀るえと霊場が続く。門前では春と師走に大師市が開かれる。(本尊:千手観世音菩薩/宗派:高野山真言宗)

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香川県小豆郡土庄町王子山

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次の札所まで:2.4km / 徒歩 34分 / 車 6分

西光寺の中興開山四百年を記念して王子山に建てられた塔である。地下には旧奥之院であった南郷庵の本尊の弘法大師像と地蔵菩薩像を安置し、檀信徒の霊牌を祀る。塔からは北に岡山、南に讃岐を見渡せる。ふもとには迷路のまちと呼ばれる入り組んだ路地が広がる。(本尊:弘法大師)

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香川県小豆郡土庄町柳

0879-62-0327

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次の札所まで:2.7km / 徒歩 37分 / 車 5分

宝珠山の岩窟に弁財天を祀る、島の霊場のなかで最も海に近い札所である。洞内には清らかな泉と、岩から生まれ出ようとするような丸い大石がある。ネパールの僧が開眼したマニ車が納められ、これを回すと読経と同じ功徳があるという。外には海を背にした修行大師の像が立つ。(本尊:弁財天)

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香川県小豆郡土庄町渕崎甲462

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次の札所まで:3.1km / 徒歩 43分 / 車 6分

本覚寺の境内に建つ庵で、阿弥陀如来を本尊とし、脇に犬もどしのお大師様と呼ばれる弘法大師像を祀る。この大師像は元禄十二年に京の仏師が刻んだもので、首から上の病を治すと伝えられる。『土庄町誌』によれば、古くは願力庵とも呼ばれ、堂はもと渕崎の西方にあったという。(本尊:阿弥陀如来)

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香川県小豆郡土庄町伊喜末南条

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次の札所まで:0.60km / 徒歩 10分 / 車 2分

本尊は一光三尊の阿弥陀如来で、恵心僧都の作と伝えられる。もとは伊喜末八幡宮の本地仏であったが、明治維新の神仏分離により別に祀られることとなった。『小豆島霊場名所案内記』によれば、当時は元八幡宮と称して松林寺の境内にあり、のちにこの地へ移ったという。(本尊:阿弥陀如来)

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香川県小豆郡土庄町伊喜末

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次の札所まで:0.45km / 徒歩 7分 / 車 2分

伊喜末の高尾山南麓にある堂で、本尊の釈迦如来は仏師定朝の作と伝えられる。もとは八幡宮の別当寺であったが、明治の神仏分離で廃寺となり、本尊はしばらく歓喜寺に預けられていた。のちに村人の発願によって旧跡の隣に堂が建て直され、尊像が迎えられた。(本尊:釈迦如来)

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香川県小豆郡土庄町伊喜末641

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次の札所まで:1.2km / 徒歩 17分 / 車 4分

南面山薬王院と号する。『小豆郡誌』(一九二一)は天平十年に行基が開き、長現寺、虎渓寺と称したのち松林寺に改めたと記す。虎渓寺の名は、文禄の役のころ虎を乗せた船が沖で難破して浜に漂着し、寺の北の谷で虎を養生させた話に由来すると伝えられる。本尊の薬師如来は眼病の薬師として信仰を集める。(本尊:薬師如来)

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香川県小豆郡土庄町小江946

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次の札所まで:1.6km / 徒歩 25分 / 車 4分

島でも屈指の漁港である小江の集落の高台に建つ堂で、本尊の薬師如来は眼病に霊験があるとされる。堂から見渡す入り江の景色、とりわけ夕暮れの眺めが美しい。集落と沖ノ島の間の海峡には、漁師の海上安全を願う魚籃観音が建てられている。(本尊:薬師如来)

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香川県小豆郡土庄町長浜甲2229番地

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次の札所まで:2.6km / 徒歩 45分 / 車 7分

曜栄山持宝院と号する。寺はもと小江と長浜の村境の山上にあったが、火災で焼失した。現在の本堂は元禄十五年(一七〇二)、二代住職の増宥僧正が大願主となり、播州赤穂の大石内蔵助の邸宅を移して建てたものと伝えられる。寺宝に内蔵助が愛用したという茶釜と屏風が残る。(本尊:阿弥陀如来)

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香川県小豆郡土庄町滝宮甲1011

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次の札所まで:3.1km / 徒歩 43分 / 車 6分

本尊の薬師如来は恵心僧都の作と伝えられ、もとは近くの滝宮天王宮の本地仏であった。明治の神仏分離のさいに辻堂へ移されて今に至る。難病平癒に霊験があるとされ、牛馬の守り仏ともされてきた。滝宮天王宮は牛頭天王を祀った社で、いまの八坂神社にあたる。(本尊:薬師如来)

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香川県小豆郡土庄町笠滝甲406番地

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次の札所まで:0.55km / 車 2分

萬年山安養院と号する。弘法大師が唐からの帰りに海難をこの地で避け、仏法有縁の地として堂宇を建てたと伝えられ、唐から持ち帰った天竺八塔の土を埋めて寺号としたという。寛政の初めと昭和四十九年の二度の火災で堂宇と寺宝を失ったが、仁王門と鐘楼堂は焼け残った。(本尊:無量寿如来/宗派:真言宗)

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香川県小豆郡土庄町笠滝乙56

0879-62-1017

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次の札所まで:0.90km / 車 3分

瀧湖寺の奥之院にあたる山岳霊場で、旧噴火山の集塊岩からなる山である。大正のころから修行の道場として整えられ、岩面には不動明王の眷属である三十六童子が刻まれている。参道は鎖を頼りに岩場を登る行場で、四国霊場の本尊を写した石仏が行者を見守る。(本尊:不動明王)

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香川県小豆郡土庄町黒岩462

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次の札所まで:1.8km / 徒歩 30分 / 車 4分

千光山福寿院と号する。『小豆郡誌』(一九二一)は治承年間の開基とし、慈音寺、寿福坊と称したのち元禄年間に大覚寺から円満寺の号を受けたと記す。霊場会は開基を行基とし、治承年間は黒岩への移転にあたるとする。町指定文化財の藤原時代の阿弥陀三尊像を伝える。(本尊:十一面観世音菩薩/宗派:高野山真言宗)

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香川県小豆郡土庄町馬越甲1332番地

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次の札所まで:1.6km / 徒歩 21分 / 車 3分

亙海山金光院と号し、寺名のとおり大日大聖不動明王を本尊とする。もと金蔵坊と称し、貞享五年(一六八八)に復興したことは二つの出典で一致するが、開基と復興した僧の名は分かれる。『小豆郡誌』(一九二一)は本尊を弘法大師の作と伝える。寺宝に兜率曼荼羅と両界曼荼羅がある。(本尊:不動明王)

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香川県小豆郡土庄町屋形崎甲987番地

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次の札所まで:1.1km / 徒歩 18分 / 車 3分

北宝山明王院と号する。『小豆郡誌』(一九二一)は開基を不詳とし、本尊を古仏と伝える。霊場会は開山を行基、宝暦元年(一七五一)の再興を竜厳上人とし、本尊の不動明王を弘法大師の作と伝える。現在の本堂と庚申堂は昭和四十六年の改築による。毎月二十八日の不動明王の縁日に護摩を焚く。(本尊:不動明王)

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香川県小豆郡土庄町屋形崎甲145

0879-65-2824

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次の札所まで:1.1km / 徒歩 15分 / 車 2分

笠松大師の名で親しまれる庵である。弘法大師がこの地を巡ったおり、松の枝に笠を掛けて衣を洗おうとしたが水に乏しく、大師が清水を湧き出させたと伝えられる。村人がその徳を偲んで建てた小堂が庵の始まりという。境内には御衣洗いの池やお恵みの水が残る。(本尊:弘法大師/通称:笠松大師)

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香川県小豆郡土庄町見目甲397番地

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次の札所まで:3.1km / 徒歩 43分 / 車 8分

帝廬山普門院と号する。寺がもと豊島にあった坊を移したものであることは二つの出典が伝えるが、坊の名は宝治坊と持宝院とで分かれる。『小豆郡誌』(一九二一)は移して歓喜寺と改称し、文禄年間に復興したと記す。村の高所にあり、瀬戸内海を隔てて中国地方の連峰を望む。(本尊:如意輪観世音菩薩)

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香川県小豆郡土庄町小海甲528

0879-65-2367

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次の札所まで:3.7km / 徒歩 50分 / 車 6分

小海の集落の奥、山の中腹に建つ庵である。短い石段を登り、鐘楼を兼ねた四脚門をくぐって境内に入ると、本堂のほかに鳥居や祠、石仏、宝篋印塔が並ぶ。椿の花の季節はことに華やかである。このあたりは古くから石材の産地で、大坂城の築城に切り出された残石が近くに残る。(本尊:聖観世音菩薩)

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香川県小豆郡土庄町田井

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次の札所まで:1.1km / 徒歩 15分 / 車 2分

梵鐘を吊った山門をくぐると本堂と大師堂が並び、境内の桜が花の季節に彩りを添える。本尊の薬師如来は恵心僧都の作と伝えられ、全国でもまれな東を向く立像であるという。造船の盛んな土地柄から、海上安全を願う守護の庵として開かれたとも伝えられる。(本尊:薬師如来)

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香川県小豆郡土庄町大部甲2040番地

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次の札所まで:4.4km / 徒歩 1時間15分 / 車 11分

大部港のすぐそばにあり、本州から渡った遍路が打ち始める寺である。開基は行基、本尊の聖観世音菩薩は仏師定澄の作と伝えられる。子を抱く姿から子安観音と呼ばれ、元禄八年に大覚寺から子安観音寺の寺号を受けた。子授けや安産の祈願に全国から参拝者が訪れる。(本尊:聖観世音菩薩)

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香川県小豆郡土庄町小部乙159

0879-67-2873

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次の札所まで:13.7km / 徒歩 3時間1分 / 車 24分

朱塗りの堂が山肌に連なる山岳霊場である。鉄鎖の行場を登り、巨大な矜羯羅・制叱迦の二童子のあいだをくぐって本堂に入る。堂内には厄除けの不動明王が祀られ、その奥に秘仏の本尊を安置する。弘法大師が百日のあいだ籠って祈祷したという道場と伝えられ、いまも護摩が焚かれる。(本尊:不動明王)

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香川県小豆郡小豆島町吉田

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次の札所まで:3.6km / 徒歩 50分 / 車 8分

弘法大師の開創と伝えられる庵で、本尊の薬師如来は古くから里の人々に敬われてきた。大正三年の『小豆島霊場名所案内記』は、本尊を信じて霊験を受けた者が多く、とりわけ眼病を患う者に利益があったと記す。前の札所からの遍路道は島内で最も長く、昔は船を使うことも多かった。(本尊:薬師如来)

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香川県小豆郡小豆島町福田甲369番地

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次の札所まで:0.0km / 徒歩 1分 / 車 1分

洞口山如意輪院と号する。『小豆郡誌』(一九二一)は開基を不詳とし、もと雲海坊と称したと記す。霊場会は天平年間に行基が風浪をこの地に避けて尊像を刻んだことを開基とし、寛永年間に堪然法印が新たな本尊を造ってもとの本尊をその胎内に納め、孕み観音と称して寺号を改めたと伝える。(本尊:如意輪観世音菩薩)

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香川県小豆郡小豆島町福田369

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次の札所まで:4.4km / 徒歩 1時間1分 / 車 8分

雲海寺に併設された堂で、本尊の弁財天は恵心僧都の作と伝えられる。もと葺田八幡神社の本地仏であったが、明治の神仏分離によってここへ移された。境内には幕末の志士田中河内介父子の墓碑がある。播磨灘で命を落とした父子の遺骸が、この福田の浜に流れ着いて葬られたと伝えられる。(本尊:弁財天)

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香川県小豆郡小豆島町当浜甲270

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次の札所まで:2.7km / 徒歩 38分 / 車 4分

県道が通じるまでは険しい峠を越えなければ辿り着けない難所であった。花崗岩の山肌と白い砂浜、松の緑が続く島の東海岸にあり、樹木の生い茂った境内に堂が建つ。軒先には舟の形をした自然石の手水が据えられている。(本尊:千手観世音菩薩)

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香川県小豆郡小豆島町岩谷87

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次の札所まで:2.0km / 徒歩 27分 / 車 3分

島の東岸、海沿いに建つ庵である。本尊の十一面観世音菩薩は安阿弥の作と伝えられ、島内でも屈指の仏像とされる。安産と子授けに霊験があるとして全国に信者をもつ。堂の前からは播磨灘の向こうに淡路島が望まれる。昔は庵の前に老松が枝を広げ、参拝者の目印になっていたという。(本尊:十一面観世音菩薩)

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香川県小豆郡小豆島町橘甲90

0879-82-3684

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次の札所まで:20.6km / 徒歩 4時間52分 / 車 36分

島の霊場を打ち止める札所として知られる。昔この地にあった楠の大木を材として庵が建てられたことから楠霊庵と名づけられたと伝えられる。背後には拇岳が聳え、前には橘漁港を見下ろし、海を隔てて四国と淡路島を望む雄大な眺めがひらける。(本尊:延命地蔵菩薩)

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香川県小豆郡土庄町見目甲1736番地

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次の札所まで:7.8km / 徒歩 1時間52分 / 車 16分

大正期に大和国から移された新しい寺である。奈良の常楽寺を北浦の地へ移し、寺号を改めて藤原寺と公称した。村の藤原兵太郎が浄財を投じ、開創の杉山良阿が寺名を求めて各地を探した末に常楽寺を見出したと伝えられる。本尊の浪切不動明王は高野山から勧請したものである。(本尊:浪切不動明王)