みょうしんじ
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妙心寺は京都市右京区花園妙心寺町にある臨済宗妙心寺派の大本山であり、山号を正法山、本尊を釈迦如来とする。開基は花園天皇、開山は関山慧玄である。全国に三千四百を超える末寺を擁し、近世に再建された三門・仏殿・法堂を中心に多くの塔頭が建ち並ぶ。修行を重んじる林下の代表的寺院として知られる。 この地には花園上皇の離宮萩原殿が営まれていた。上皇は建武二年に落飾して法皇となり、離宮を禅寺に改めることを発願した。法皇の師であった大徳寺開山の宗峰妙超は、臨終に際して高弟の関山慧玄を推挙し、建武四年に当寺が創建された。関山は康永元年に開山として迎えられている。山号寺号は宗峰が正法眼蔵涅槃妙心の句から名づけた。 応永六年に足利義満の怒りを買って寺領を没収され、寺号を改められて一時中絶したが、永享四年に日峰宗舜を迎えて再興された。応仁の乱で伽藍を焼失した後も、文明九年に雪江宗深が後土御門天皇の綸旨を得て再興し、その門流が妙心寺四派として今日に続く。