なんぜんじ
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南禅寺は京都市左京区南禅寺福地町にある臨済宗南禅寺派の大本山であり、山号を瑞龍山、本尊を釈迦如来とする。正しくは太平興国南禅禅寺と号する。開基は亀山法皇、開山は無関普門である。日本最初の勅願禅寺であり、五山十刹の制において京都五山・鎌倉五山の上に置かれる五山の上の寺院として、臨済宗で最も高い格式を有する。 この地には亀山天皇が文永元年に造営した離宮禅林寺殿があった。弘安十年に上皇が上の御所に持仏堂を建てて南禅院と名づけたのが当寺の始まりである。正応四年、法皇は禅林寺殿を寺に改め、東福寺の住持であった無関普門を開山に迎えた。無関の没後は二世の規庵祖円が伽藍の建設を指揮し、永仁七年ごろに寺観が整った。 建武元年に後醍醐天皇は当寺を五山の第一としたが、至徳三年に足利義満は五山の上に位置づけた。応仁の乱で伽藍をことごとく焼失した後、慶長十年に以心崇伝が入寺して復興が進み、翌年には豊臣秀頼によって法堂が大改築されている。