秩父札所三十四観音霊場

関東

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基本情報

通称
秩父札所
別称
秩父三十四ヶ所
ルート名称かな
ちちぶふだしょさんじゅうよんかんのんれいじょう
エリア
関東
対象都道府県
埼玉県
系統
観音菩薩霊場
種別
独立霊場
札所数
34札番
開創年・時代
文暦元年(1234年)
総距離
約110km
巡礼目安日数
4〜5日
難易度
中級
専用納経帳
無
御利益
心願成就、病気平癒

説明

秩父三十四観音霊場は、埼玉県秩父地域(秩父市・横瀬町・小鹿野町・皆野町の1市3町)に点在する34か所の観音霊場をめぐる巡礼路で、「秩父札所」「秩父三十四ヶ所」とも呼ばれる。西国三十三所・坂東三十三観音とともに日本百観音に数えられる。起源には諸説あるが、代表的なものは文暦元年(1234年)の開創とする説で、『新編武蔵風土記稿』にも記述が見られる。長享2年(1488年)の番付では33か所だったが、16世紀後半に百観音信仰が広まる中で34か所に増設された。名目上は西国・坂東を範とする「写し霊場」的な出自をもつが、実態としては中世後期に曹洞宗など禅宗寺院が在地の山岳信仰・観音信仰を取り込みつつ地方展開する過程で独自に形成された霊場で、札所に禅宗寺院が多いのも特徴である(小野澤眞 2012ほか)。江戸から近く関所もなく短期間・低費用で巡れたため、江戸時代には庶民の観音信仰を集めて賑わった。第一番四萬部寺に始まり結願の第三十四番水潜寺へ至り、一巡はおよそ110kmに及ぶ。

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