きよみずでら
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清水寺は京都市東山区にある北法相宗の大本山であり、山号を音羽山、本尊を十一面千手観世音菩薩とする。西国三十三所第十六番の札所であり、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。開創は宝亀九年、大和の興福寺の僧賢心が夢の告げに従って音羽山に至り、滝のほとりで行を積む行叡居士から霊木を託され、千手観音像を刻んで安置したことに始まる。宝亀十一年には坂上田村麻呂が当山で賢心に出会い、観音に帰依して自邸を本堂として寄進し、音羽の滝の清らかさにちなんで清水寺と名づけた。 延暦二十四年に田村麻呂は寺地を賜り、弘仁元年には嵯峨天皇の勅許を得て公認の寺院となった。『枕草子』や『源氏物語』にも参詣が記され、平安時代中期には観音霊場として広く知られていた。伽藍は康平六年の火災以来たびたび焼失を繰り返し、現在の本堂は寛永六年の火災の後、寛永十年に徳川家光の寄進により再建されたものである。 宗旨は長く法相宗に属したが、昭和四十年に北法相宗を立てて独立し、開創以来千二百五十年余の歴史を重ねている。